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人道支援における基準を COVID-19 に対峙するために活用する

型コロナウイルスが世界中で広がってきています。私たち個人、地域、そして人道支援者はどのようにこの 新型コロナウイルス:COVID19 に対して、最善を尽くせるのでしょう?スフィアハンドブックは私たちの対応にどのようなアドバイスをしてくれるのでしょうか?

スフィアとスフィアがパートナーとして認めているハンドブックの基準(パートナー基準)は、私たちの新型コロナウイルスへの対応の指針となります。

ここでは、スフィア基準とスフィアがパートナーとして認めている7つのハンドブック・基準が、新型コロナウイルスの世界的流行への対応に、最低基準を用いた具体的な活動指針を示してくれています。

このページの内容は、 Sphere公式ページで公開された、「Applying humanitarian standards to fight COVID-19」を日本語訳したものです。

以下、全文を日本語訳した内容です。

pdfでダウンロードしたい方は、こちらからダウンロードしてください。


用いられているハンドブックは、以下の8つになります。

  1. スフィア基準
  2. 人道支援における必須基準
  3. 人道支援基準パートナー団体
  4. 現金給付型支援
  5. 高齢者と障がいのある人びとの包摂
  6. 緊急時下の教育
  7. 子どもの保護
  8. 市場と経済回復

これらの基準は、技術的な助言だけではなく、以下の3つの事柄に関する指針を提供しています。

  • 情報
  • 尊厳
  • コミュニティの参画

情報

  • 人びとは、何が起こっているのかを理解する
  • 取られた措置が、自分自身と地域社会の最善の利益にかなうものであることを信頼する

2つの権利を有しています。全ての人びとは、新型コロナウイルスの発生状況や、実際の感染の危険性、そして感染予防や拡大防止のために、彼らに対してどのようなことが期待されているかについて、明確で透明性があり理解しやすい情報を得る権利を有しています。

尊厳

人びとはひとりの人間であり、単なる症例ではありません。人間の尊厳を尊重することが、支援者としての対応の基本です。スティグマを課せられて生活している人や、コロナウイルスを持っていることで汚名を着せられることを恐れている人は、差別を避けるために病気を隠そうとすることがあります。そのため、支援的なメッセージを伝えることとケアを提供することが重要です。

コミュニティの参画

支援を受ける人びととの信頼関係を築きたいのであれば、情報を透明性を持って共有し、コミュニティ(女性、子ども、高齢者、障がいのある人びと、その他の疎外されがちなグループを含む)を直接巻き込み、彼らの話に耳を傾け、認識、社会的規範、信念を理解して、噂や誤った情報が広がらないようにしましょう。

他のニーズや COVID-19 罹患者のことも忘れてはいけません。

コロナウイルスの蔓延を防ぐことに焦点を当てるあまり、影響を受けた人びとの他のニーズや、より広範な人々の長期的なニーズを忘れてはいけません。

次回以降、7つの基準がどのようなアドバイスをしているかを順に掲載していきます。